リスケ中に資金繰りが悪化、強みを強化し再生(建設業)

リスケ中に資金繰りが悪化した建設業。 売上がたたず売掛債権もないため、当然新規融資は受けられずご相談に。

資金状況は極めて悪く、経営者様ご自身でもカード等での借入をしている状態であった。

まず取引先への支払い延期ないし分割払いを依頼し、当座の資金売りをクリアに。

またお客様企業の強みを詳細に分析した結果、単なる建設業ではなく大きな付加価値が存在することが分かった。

この価値部分は非常に話題性が高く、収益性も高いため単独でも事業展開できるものであると判断、また資金繰り上もきわめて有利な現金決済での展開が可能であると判断し、そちらでの事業展開をご提案した。

ここまでを最初のご相談からわずか1週間のうちに行い、即座に既存顧客に対してアプローチした結果すぐに成約が得られた。

またマスコミ関係者へのアプローチも展開、メディア媒体の出演・販売契約が決まるなどし、さらにブランド価値を高めることに成功。

この事業が先細りしていた建設業にも影響し、受注につながっていった。

資金繰りを考えながら小案件から徐々に再開でき、現在は2つの事業をもち再生が完了している。